閉じる

大石蔵人おおいし・くらうど

定年退職を間近に控えた興宮署の刑事。

毎年起きている連続怪死事件を追いかけており、綿流しの祭りが近づくと頻繁に雛見沢を訪れるようになる。大石が目を付けて接触した人物は多くが死亡、もしくは失踪している。まるで大石が祟りの犠牲者を決めているかのように見えるため、雛見沢の人々はいつしか彼を「オヤシロさまの使い」と呼ぶようになった。

昭和54年にバラバラ殺人事件の犠牲者となったダムの現場監督は、大石が「おやっさん」と呼んで慕っていた男である。