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前原圭一まえばら・けいいち

都会から雛見沢に引っ越してきた少年。両親と三人暮らしで、朝はレナと待ち合わせて登校している。都会に住んでいた頃は塾通いを強制されており、母が作ってくれた朝食をボイコットするなどして抵抗の意を示していたという。当時はいつも寝起きが悪く遅刻寸前まで寝ていたほどだが、豊かな自然に囲まれた雛見沢に引っ越してからはそのようなこともなく、規則正しい生活を送っている。

本来の明るい性格もあって雛見沢に馴染むのは早く、学校でも中心人物の一人である。頭の回転が非常に速く、機転を利かせて困難を乗り越えるのが得意。魅音が主催する部活動ではその実力をいかんなく発揮し、すぐに頭角を現していくことになる。話術にも長けており、梨花から「口先の魔術師」と評されるほど。自炊の経験がなく、意外にも料理を苦手にしている。やや直情的なところがあり、(決して本人に悪気はないのだが)女性に対するデリカシーがない。無意識のうちに考えが顔に出てしまうらしく、よく仲間にからかわれている。