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多分右翼でも左翼でもないし、そもそも翼なんて異能的なものは生えていないけれども、地元とか地域とか狭いエリアが好きです。これまでに住んだ街に関する本を紹介いたします。

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北海道。この、ちょっとばかり独特な地に、佐藤友哉は生まれ落ちました。日本で最も広い割には人口が約五百五十万人と少なく、主要産業といえば観光くらいの、とても弱い大地。明治になるまで正式に日本と認められなかった、とても若い大地。ここからも解る通り、北海道はまだ過渡期にあります。時の洗礼を浴び、さらなる発展を遂げるのはこれからでしょう。とはいえ、誇れるものはいくつもあります。今回はとりわけ優れた特産品をお届けしましょう。

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僕は岡山県倉敷市出身。とはいえ岡山や倉敷にはもう何年も戻っていないから、「自慢」するも何もないのだが、さて……。

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ワタクシ、生まれも育ちも東京都。帝釈天で産湯をつかっちゃいませんが、姓は釣巻、名は和、人呼んでフーテンの"のっさん"…とかだったらかっこいいのですが、ただの、学生時代からのあだ名、のっさんです。いまんとこ、のっさんにとっては東京は豊島区、雑司ヶ谷。ここが、おらが里。

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「人類の進歩と調和」、EXPO'70、大阪で日本初の万博が開催された頃。万博会場に近い大阪北部の千里丘陵には真新しい大きな街が生まれていました。千里ニュータウン。元は竹薮だった土地には白い四角いモダンな団地が幾棟も建てられ、入居者たちが暮らしを始め、街の歴史が刻まれだしました。僕は千里ニュータウンで十代前半まで育ちました。団地の子でした。「鉄筋コンクリート」という言葉に未来的な響がありました。僕の故郷ははっきりと人の手で作られたものです。


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