映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花大塚 隆史

映画館に子どもたちがいました。ロビーを走り回って、配られたプリキュアの帽子にはしゃいでいました。お父さんお母さんと手をつないでいました。笑っていました。映画は真っ直ぐに、希望を語ります。プリキュアたちは大きな瞳に涙をためてスクリーンからしっかりとこちらを見つめてきます。暗闇に座る子どもたちを、その傍にいる大人たちを。私たちが護らなければならないものはとてもシンプルです。眼の前にあります。

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蜂蜜パイ(『神の子どもたちはみな踊る』収録)村上春樹

くまのとんきちとまさきちのお話は新しい結末を得ます。「これまでとは違う小説を書こう、と淳平は思う。夜が明けてあたりが明るくなり、その光の中で愛する人々をしっかりと抱きしめることを、誰かが待ちわびているような、そんな小説を。でも今はとりあえずここにいて、二人の女を護らなければならない。相手が誰であろうと、わけのわからない箱に入れさせたりはしない。たとえ空が落ちてきても、大地が音を立てて裂けても。」そうです、相手が誰であろうと、大地が音を立てて裂けても、です。

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未定

まだ2011年は終わっていないので、ひとつは空き席にしておきましょう。今から数時間後に人生を変えてしまうような素晴らしい出会いがあるかもしれないです。先のことはわからないです。地震や災害がなかったとしても、私たちの大切なものは、いつすべて突然失われるかわかりません。私たちはそういう世界に生きています。それでも、護るべきものがあり、引き受けるべき義務もあります。意地でも希望を語りましょう。亡くなられた方、どうぞ安らかに。生きている方、どうぞ、どうぞ良い年を。 ありがとうございます。また会いましょう。お元気で!!

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