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読者レビュー

銅

さやわかのレビュー騎士団の方針そのもの

当たり前ってどんな味?

レビュアー:Dual Initiate

反骨精神をもつ問題児として、この活動そのものに多少の批判を。

星海社がやっている以上、星海社の活動をレビュー対象にするのは道理かもしれないが、それは間違っていなくとも正しくはないと思う。

あなたはかどかーわ文庫のほんを読みました。でも次に読む本は必ずすみ川文庫ですか? こうだーん社の本も同じく。すなわちいくら範囲を広げても、同一社の活動だけのレビューは元々知っている人間のレビューに限定しているに等しい。新しい風を迎え入れるためのレビューを集めたいならば、星海社以外の、他の出版社に関わらない、この世の風刺やレビュワーによる有志の短編投稿を募り、そのレビューをするなどの展開もあってもいいのではないだろうか?

星海社は新しい。だからこそできることがあるはず。期待しています!!

2013.05.29

さくら
出版社関係なくまだ読んだことのない素敵な本ってたっくさんあると思うのです! 姫としてコメントさせて頂くからにはそのレビューの作品を読んでいたいなって思います。初代姫の「ラジオ騎士団」ではテーマに沿ってマンガ、ラノベから海外の廃版になっている作品まで、様々な本が紹介されていたんですよ♪ちょっと贅沢な望みかも知れませんが、私は従来からの星海社のファンの方にも、はじめて星海社の本を読んだよって方にも、「もっと本が好きになった!」って思ってもらえるようなお手伝いができたらなって思っています。
さやわか
レビュアー騎士団はいつどんなレビューでも受けつける! なので、レビュアー騎士団に批判的なレビューでも全然かまいません。そもそも、レビュアー騎士団に関するレビュー自体、なかなか載りにくいのですが(内輪ネタっぽくなっちゃうので)。でも、きっちり(純粋にレビューとして)読ませていただきますぞ! ということで言うと、まずこのレビューには星海社に対する強い期待が書かれている。これは前向きでよいことです。「銅」といたしましょう! さて批判自体は理解できるのですが、その説明についてはもう少し詳細にしてもいいかなと思いました。要するにこれは「星海社の企画だから星海社のレビュー企画というのは当たり前だ。だからつまらない。他のものについてのレビューでも許可すればいいのに!」ということだと思います。なるほどと思える部分もあるかもしれませんが、この件に限らずレビューを書くときはまず、「なぜ、その作品がそうなっているのか」ということをかなりしつこく推測しまくって書いてみるといいかもしれません。つまり「こう思ったのかもしれない→だがそうだとしたら間違っている」「あるいはこうかもしれない→だがそれも誤りだ」という形で、相手がどんな考えてあろうと間違っているという書き方をすべきです。そこをこのレビューは「当たり前だ」とサラッと流してしまっているので、ちょっと説得力が弱くなってしまっている。「それには深い理由があるのでしょうよ」と言われたら黙らなきゃいけなくなってしまう。これはもったいないと思いました。ということで今回はやはり「銅」ということになります!

本文はここまでです。