このたびは沢山の熱い投稿ありがとうございました!
ゲスト審査員に竜騎士07氏を迎えての選考も終わり、ここに採用レビューを発表させていただきます。採用レビューが掲載された皆殺し編(上)は1月発売です!
ひぐらしのなく頃にがなければ今のわたしはいなかったと思います。
ものごとの見方などを変えるきっかけになった作品です。
その中でも、好きなのが皆殺し編です。読むたびに、目に涙が浮かびます。
どんなつらい出来事でものり越える強さが彼らにはあります。わたしも彼らのように強くなりたいと思いました。そして奇跡は起こせるものだと教えられました。この作品は人の心を動かす力があるとわたしは思います。彼らが奇跡にたどり着くのを見守りたいと思える一作品です。
昭和五十八年六月のむこうはきっと光り輝く未来だと、わたしも信じています。
【ゲスト審査員:竜騎士07】
こんにちは、竜騎士07です。
どのコメントも素晴らしく、選ぶのがとても大変でした。
スタッフ内でも票が割れ、最後まで悩みました…。
「ひぐらし」を知らない人にも手にとってもらえるような、
とても素晴らしい帯コメントだと思います!
たくさんのご参加ありがとうございました!
【レビュアー騎士団団長:さやわか】
皆さんの投稿を見ていて面白かったのは、帯文を書くとなった時に、つい、あらすじのようなものを書いてしまった人がけっこういたことです。あるいは、キャッチコピーのようなものを書いてしまう人もいた。そういうのはたぶん、"いかにもよくある帯文"を無意識に真似てしまったんだと思うのですね。そういう"よくある"ものが人の心に届きにくいのは当然ですよね。だから重要なのは「自分自身」として書くことだと思います。自分にとってどれだけ作品が意味深いのか、憚らずに言う。そして、多くの人も自分と同じ思いを抱ける作品なんだと主張する。加えて、物語の詳細を知らない人が読んでも意味が通じるようになっていて、かつ物語の核心を捉えているからこそ、人に興味を抱かせる。短い言葉ですべて盛り込むのは難しいことのようですが、まななみさんのレビューはちゃんとそうした内容になっています。とりわけ「皆殺し編」のテーマとなっている前向きさ、強さが、まななみさんの凛とした文章自体から伝わってくるのが素晴らしいと思いましたぞ!
【レビュアー騎士団アシスタント:のぞみ姫】
自分の思う魅力を、素直な言葉で伝えられていて、素敵だな〜と思いました。
そして、”今のわたしはいなかったと思います。”の部分が、
一人の読者からの率直な意見って感じで、親近感もわきますね!