マージナル・オペレーション[F2]
- 星海社FICTIONS
- 定価: 1,200円(税別)
- ISBN: 978-4-06-139915-0
- 発売日: 2015年03月12日
- サイズ: B6判
銃火が止み、子供たちは惑う──。
銃を置き、日本の高校に進学したサキ。様々なギャップとアラタへの複雑な感情に悩む彼女に訪れた、三者面談の日を綴った「私のトリさん」。
元娼婦であり、アラタの語学の教師であり、現在は難しい立場でアラタに接するホリー。そんな彼女は、アラタの心を縛ることができるのか? 知られざる女の戦いが描かれた「新しい首輪」。
停戦後、変わりゆく生活に適応できず、懊悩するイブン。ただ純粋に父を規範とする少年に、自らの狭い世界を打ち破る日は訪れるのか?(「若きイヌワシの悩み」)
そして、2014年秋の徳島マチ★アソビで行われたアナログゲーム「マージナル・オペレーション[R]」とつながる、もう一つの日本篇「子供使いの失踪」。
全てが本篇以降の時間軸に位置する、書き下ろし4篇を収録。待望の短編集第2弾!
編集者コメント
『マジオペ』短編集第2弾をお送りします。今回の語り手は、サキ、ホリー、イブン……となっております。サキたんかわいいし、イブンとハサンは付き合ってるし、ホリーさんは……(絶句)。あ、梶田は出ませんが、あの「リア住」が登場します!
星海社・平林