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カテゴリ: 編集部より

記事カテゴリ:作品

三国志キャラクター稿遊記 ⑰

■細かいモノの話

            

以前、吉川英治文学の特徴としてさらさらと読める

という点を書きましたが、走馬灯のように小説の中で時間が経過するからといって、絵を描く立場の僕は物語の中に出てくる‘細かいモノたち’を調べる事を端折るわけにはいかない性分です。

三国志は、日本の時代では弥生時代に相当します。

例えば、男性は殆どが長髪で何かしらの髪結いをしていますがその髪留めが気になり、(布で巻く巻き方は?!かんざし型だとしてもどう留めているか?!、まとめている髪油は何か?!)

色々と本を調べたりして、描いてみます。小冠もその1つで、それともう1つ気になったのは酒器の形です。日本の杯とは全く違う複雑な形をしています。

細かいもの / 中国の文化 模写をして形状を理解する。イラスト 土林誠

農民の大人と子供 / 中国の文化 イラスト 土林誠

 


星海社文庫 三国志(二)

(written by 土林誠



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