編集部ブログ朝の最前線

2017年3月27日 10:24

始祖鳥@大英自然史博物館展

おはようございます。櫻井です。

現在上野の国立科学博物館で行われている大英自然史博物館展に行ってきました!
チラシに書いてある「始祖鳥、初来日!」のキャッチコピー、シビレますよね!?
暇があれば図書室の図鑑コーナーで恐竜と惑星を眺めていた小学生は、大人になっても博物館が大好きです...!

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かつてイギリス人が世界中からぶん取っ...否、収集してきた標本コレクションの数々。

見所はたくさんあったのですが、個人的なオススメをいくつかご紹介します。

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本展の目玉のひとつのくせに結構しょっぱなに登場する「'呪われた'アメジスト」!
大きくて妖艶な紫...。ずっと見ていたくなる不思議な魅力があります。
一緒に行った友達は「なんか呪われそうだから写真撮らない」と言っていました。

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三葉虫!

約4億8000年前の化石だそうです。

こんなにたくさんまとまっているのは珍しいのでは!?
しかし、ぶっちゃけウジャウジャしていてとても気持ち悪い。
こいつらは一体どれくらいの速さで動いていたのでしょうか...大量に迫ってきたらちょっと恐いですね...。

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赤褐色のボウル!
すごく綺麗なのですが、キャプションに「おそらくインド」としか書いていない!
もっとちゃんと記録しておいてほしかったな...。
「おそらくインド」というキャプションはこの他にもいくつかの展示品についていました。

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テラコッタ製のライオン!
結構大きくて迫力があったので、ちょっと気に入っています。

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プリニウスの『博物誌』!
最古の印刷物のひとつとのこと。こんなに状態の良い活版印刷物、滾る...!
おそらく19世紀あたりになっても、まだプリニウスはコレクターたちに参照されていたのでしょうね。
怪獣とか変な生き物とかがいっぱい載っているはず。ページをめくりたい。

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始祖鳥!!!
意外と中盤にいました! 始祖鳥ーーーー!
人だかりができていて、あまりうまく写真が撮れなかった...。
しかし、じっくり見ていると不思議と静かな気持ちになる化石でした。
(三葉虫はざわざわした気持ちになりますよね。)

これらの他にも、絶滅したドードー、コウテイペンギンの雛、ピルトダウン人(偽)などなど、興味深い標本が盛りだくさんでした。
ダーウィン関係の展示もあり、『種の起源』の手稿など見ていて楽しかったです。

今は会期が始まったばかりなのでかなり混んでいましたが、6月までやっているのでお時間あったらぜひ足を運んでみてください。
写真と実物では、迫力が全然違います!